不登校を直した私が実際にやってみて効果があったこと4選

そう思っても、いざ学校に行く前日夜には憂鬱になり、
朝には、家から一歩も出たくなくなっていませんか？

このループにはまると、なかなか簡単には抜け出せません。

しかし、ちょっとしたことの積み重ねが、
少しずつ不登校の改善につながっていきます！

この記事では、不登校を直すために効果があったことを紹介します。

私は中学～高校にかけて、約5年間不登校でした。
もちろん、5年間まるまる学校に行けなかったわけではなく、
行ける時期と、そうでない時期を繰り返していました。
酷い時は月に１回行けるかといった状態…

そんな私が実際にやってみて効果があったことなので、
不登校に悩んでいる方は、ぜひ実践してみてください！

運動する

いきなりハードル高いなー、と思った方も多いのではないでしょうか？
かくいう筆者は、運動がそれほど好きではありません！

ただ、精神を良い状態に保つことと、
習慣化を身につけるという点で、運動ほどコスパがいいことはないでしょう。

実際に、筆者は習慣に運動を取り入れていて、
社会人になった現在でも運動の効果を実感しています。
週３～５回は、気づいたら半自動的にジムに行っているような状態です。

ここでは、具体的に運動を生活に取り入れる手段を見ていきましょう。

ちなみに、運動の効果について興味がある方は、
ぜひ、下の本を読んでみてください。
運動がいかに脳や身体に良い影響があるかを、科学的な視点で書いてあります。

ジムに通う

お金はかかりますが、これが一番確実です。
筆者は、かなり長い間自宅トレで十分だろうと考えていました。

私自身もそうですが、ほとんどの方はボディビルダーみたいに、
ゴリゴリムキムキになりたいわけでもないですからね…。

ただ、今なら運動を継続したい人には絶対ジムを勧めます。
なぜなら、それだけ初心者が運動を継続しやすい環境が整っているからです。

でも残念ながら、ほとんどのジムは学生さんが行くには高すぎますよね。
加えて、年齢制限があるのがネックでジムによっては入会できない可能性もあります。

年齢制限や多少の支出はあっても、しっかり運動を継続して変わりたい、という方は、
チョコザップであれば、学生さん(15歳以上)でも入会出来て、
月会費も安く済むので、行ける方はおすすめします。

設置店舗もかなり増えていっているので、そこも注目ポイントです。
家の近くにないと通いづらいですからね。

自宅トレーニング

ジムの次におすすめなのは、自宅トレーニングです。
外に出なくてもおうちで出来るので、チャレンジしてみましょう！

自分の体重だけで行う、通称 自重トレーニングでも大丈夫ですが、
筆者は器具を使ったトレーニングを中心に行うことをおすすめします。

自重トレはお金も場所も取りません。
しかし、肝心な習慣化はかなりしづらいと感じます…。

なぜなら、自分の体重だけを使ったトレーニングは、
下のような挫折ポイントがあるからです。

体つきの変化がわかりにくい
→自分の体重以上に重い重量は扱えないですよね。
　見た目の変化があると、「もうちょっと頑張ってみよう」となるかもしれない

負荷を数値化・コントロールしづらい
→例えば、ダンベルを使ったトレーニングであれば、
　最初のうちは5kgのダンベル、とだんだんと重さをあげていけます。
　そのうち、数字が目標になることもあるでしょう。
　しかし、自重だと最初から自分の体重でやらなければなりません。
　正しいフォームだと効きすぎて全然できず、
　回数をこなせるような負荷がかからないやり方だと、逃げてるような感覚にもなってしまいます。

シンプルに辛い
→ジムに行くような人の間でも、自重トレはつらいから避けてる人も…。

実際に筆者は自重トレをしていた時期もありましたが、
ものの見事に何度も挫折しています。

ですので、器具と自重を組み合わせてうまくやっていきましょう。

ランニング、ウォーキング

自宅トレーニングと同じくらいにおすすめしますが、
天気の影響を受けるのがネックですね。
人によっては、外に出るのも億劫になってしまっているでしょうし。

筆者は生粋の出不精かつインドア派ですので、
これは社会人になった今でも、通勤以外では習慣化できていません…。

ただ、やっぱり外に出ると気分転換にはなります。

しかも、太陽の光を浴びることによって、
体内で重要なセロトニンというホルモンが分泌されます。
睡眠にはメラトニンというホルモンが重要だといいますが、
セロトニンはメラトニンの材料になるホルモンです。

家に閉じこもっているとその材料が作られず、少ない状態になります。
なので、なるべく外に出て体を動かすようにしましょう。
いきなりランニングは難しいという場合は、散歩でも大丈夫ですよ。

食生活を見直す

バランスよくしっかり食べる

不登校になって辛くても、お腹は空きます。
口に入れたものが自分の体になり、
メンタルにまで影響があるので、食生活は意識しましょう。

美味しくても、やはりジャンクフードや清涼飲料水は極力控えた方が無難です。
筆者の体験ですが、これらを習慣的にとっているとだるさや眠気を感じることが多々あります。

そして、突然ですが皆さんは普段、料理ってしますか？

私は小学生の時からたまに料理をしていて、
大学に入ってからはほぼ毎日欠かさず自炊をしています。

料理をすると、
好みの味にできますし、メニューも考えられます。

自分で試行錯誤しながら作ったり、メニューを組みあわせることは、
自分が取る栄養について、しっかり考えることにもつながるのでとてもおすすめですよ。

普段しない人は気分転換にもなるので、ぜひやってみてください。

水をたくさん飲む

筆者は、一日に2Lは水を飲むようにしています。
というのも、人間はほとんど水で出来ているのは有名な話で、
体内の水分が不足していると色々なデメリットが出てきます。

筆者が絶賛不登校だった時、
少しでも健康になるように、と親がウォーターサーバーを設置してくれました。

正直、当時は怪しい業者にでも騙されたのかなと心配になりました。
今ではあまり聞かないですが、水素水を筆頭に怪しい水がたくさん流行っていましたから。

しかし、そのウォーターサーバーの水を実際に飲んでみると、
これがめちゃくちゃ美味しかったんですよね。

水を沢山飲むのは健康に良いと当時から知っていたので、
それから、こまめに飲むようになったんです。

すると、飲むと気分もすっきりして、ベッドに横になるよりも、
何かしようという気に自然となることが増えていきました。
最初は、ただ美味しいから飲んでいただけなんですけどね…。

劇的な変化があるわけではないですが、
結果的に筆者には良い影響はありましたし、親には感謝しています。

おうちに、既にウォーターサーバーや浄水器がある場合はそれを使って、
沢山水を飲むようにしてみましょう！

プロテインを飲む

自分が一日にどれぐらいタンパク質を取っているか、把握しているでしょうか？
年齢や性別にもよりますが、12歳以降は一日に摂取すべきタンパク質量は60g以上となっており、
多くの日本人に不足している栄養素です。

タンパク質が不足していると、下のような不調が起きることがわかっています。
・倦怠感
・皮膚、爪、髪の異常
・太りやすくなる
・冷え性

筆者は高校生くらいから朝晩でプロテインを飲んでいます。
プロテインは飲むだけで、自分の健康や見た目のために努力している感覚があり、
不登校になっていると失われがちな前進している感じが手軽に得られます。

そのため、本当にたくさんの種類を飲んできていて、
最初は美味しくないプロテインを買ってしまったことも多々ありました…。

今は下のプロテインをルーティーンして飲んでいます。
成分にはそこまでこだわらなくても魅力的なプロテインは多いですが、
ずっと同じ味も飽きたりしてくるので、味変はやっぱり大事ですね。

サプリを飲む

サプリについては個人差もあるので誰にでもはおすすめできないですが、
不足している栄養素を補うはアリです。

統計上日本人には不足しやすいことが分かっているので、
迷ったらビタミンＤだけでも飲んでおくことをおすすめします。

コーヒーを飲む

いきなりコーヒー？って思われたでしょうか。
というのも、筆者が不登校の時に、
習慣的に体を動かすうえでコーヒーには助けられたので紹介させてください。

筆者はもともとコーヒーが大嫌いでした。
中学生の時にブラックが飲めたらかっこいいだろうなー、と思って、
まずくて飲めなかったのを何回も繰り返していましたね。

自分で入れたら美味しいのかもと考えて、
色々なお店で粉を買ってみたものの、飲めなくて消費に困るような状態でした。

もうコーヒーを好きになることはないかな、と思って、
最後に一応、ネットで美味しいコーヒーのお店を調べたんです。

そうしたら偶然、家から10分位歩いたところに評価の高いコーヒー屋さんを見つけたんです。
これで最後だと思いつつ、ダメ元でそのコーヒー屋さんに行ってみたんです。

これが、そのお店で飲んだコーヒーがめちゃくちゃ美味しかったんですよね。

そこから、コーヒーを入れる器具についてネットで調べたり、
豆から挽いて入れる方が美味しいなど、色々なことを知りました。

今では大のコーヒー好きになってしまいましたが、
当時は朝起きて学校に行く前や、休日の午後に楽しんで入れていました。

これが、かなり習慣的に動くことに役立ってくれていたんです。
具体的には下記のようなメリットがあります。

・美味しいコーヒーを飲みたくて早起きするようになる
・豆を挽いてコーヒーを入れたり、飲んだりすることが癒しになる
・豆を挽く、コーヒーを入れるといった動作が朝のルーティーンになる
・コーヒーに含まれるカフェインの効果で眠気が覚める、活動的になる

ただ、コーヒー初心者だった時の自分のように、
コーヒーを全然飲まないといった方は、
美味しいコーヒー豆や、どうやって入れたらいいかなどわからないことが多いと思います。

筆者の経験上、コーヒーの入れかたはそこまでこだわらなくても大丈夫です。
しかし、コーヒー豆はちゃんといいものを買った方が良いでしょう。

コーヒー豆＝お肉、入れ方＝焼き方のようなイメージで、
美味しくないお肉をどう焼いても美味しくすることは物凄く難しいです。

日中に体を動かすために、朝にコーヒーを挽いて、入れることを習慣化し、
午前中に飲んで、自分の部屋で過ごさないようにしましょう。

考え方を変える

前向きになり、完璧主義はやめる

何事も、ちょっとやったくらいじゃ変わらない。
クオリティの低いことしかできないと思ったりしていないでしょうか？

最初はしんどいかもしれませんが、
はじめの一歩を踏み出すことを何回も続けていると、
そのうち二歩、三歩と歩けるようになっていくものです。

不登校でなくとも、この最初の一歩は辛いです。

大変なのは当たり前だし、
何かできただけで今日は満点！位の気持ちを保ちましょう。

自分の部屋から出て行う趣味を見つける

家にいると、スマホを長時間見てしまってはいないですか？
もしかしたら、起きている時間はずっと画面を見ている方もいるでしょう。

普通に外に出て働いている筆者でさえ、
家に閉じこもってスマホやパソコンばかり見ていると、
半日も経たず体調が悪くなります。

具体的には下のような症状があります。

・気分が落ち込む
・やる気が起きなくなる
・目が痛い
・胃のむかつき

少しならいいと思いますが、
スマホ、ゲーム、ネットなどの時間が多い人は減らしてみて、
適量に抑えるのをおすすめします。

一人でできるアウトドアの趣味もありますし、
自分に合った趣味を見つけてみましょう。

身近な人との関係性を良好に保つ

不登校中に身近なのはやっぱり親でしょう。
祖父母など、距離感の近い身内でも大丈夫です。

これは一番難しいかもしれませんが、
こういった身内であなたの味方になってくれる人とは、
関係を良好に保つべきです。

不登校の時は家族仲も悪くなったりしますが、
しっかり腹を割って相談して、
気軽に喋れる関係性が近くにあった方が絶対良いです。

自分が悪い状態になっている時には味方になってくれます。

逆に、自分のことを責める一方で、
聞く耳を持たないような人は距離をとるしかないですね。

環境を変える

自分を一番変えるのに手っ取り早いのは、
周囲の環境を変えることです。

カフェに行く

飲み物や軽食があるので、
美味しいものを飲む・食べる楽しみができます。

そして、外に出るのも習慣化しやすいです。
お金がかかることがネックですね。

周りに人もいますし、
本を読んだり勉強する目的で使うこともできますね。
ただし、あんまり長居はしないようにしましょう。

図書館に行く

静かでおちつく環境が整っています。
本も沢山ありますし、自習席がある図書館もあるでしょう。

カフェと比較すると、
無料なのも良いですよね。

まとめ

私が実際にやってみて効果があったことをまとめてみました。

すぐに実践できることばかりですが、
そのハードルですらも高いと感じてしまう方も多いかもしれません。

そんな時は、これなら出来るかも…、
といったことを1個だけでも良いのでやってみてください！

1個やってみて出来なかったら、それとは別のことをやりましょう。

例えば、ランニングが出来なかったら、
水をたくさん飲んでみる。

そして必ず、少しずつでいいので、
週に4日以上、習慣的にできることを増やしていってください。

なぜなら、
・前に進んでいるんだ、
・良い状態になっていっているんだ

といった感覚がとても重要だからです。
さらに、週4日以上できることは習慣化しやすいです。

失敗しても落ち込む必要はないですし、
学校に行っている他の人達と比べる必要もないです。

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誰かにに宣言するだけでも行動を継続しやすくなるのでおすすめですよ！